Youtubeに動画を投稿しています。ある日「あなたの動画が著作権侵害している」的なメールが届きました。自分ではそのつもりはないので無視でいいですか?
A:無視はダメです。問題がないか確認しましょう。
自分ではそのつもりはなくても知らないうちに他人の著作権を侵害している可能性があります。
どこからクレームがついたのかが書かれていますので、きちんと確認しましょう。
一見知らない団体からのクレームでも調べればきちんとした会社だったということもあります。
Youtubeで著作権侵害が発見された場合、4つの対策が採られます。
- 動画削除
- 動画のブロック
- 広告の強制表示
- 何もしない
A、これは説明不要でしょう。
そのままの意味で、動画が消されます。
B、動画のブロックとは特定の地域(または世界中で)動画を視聴できなくする措置です。
削除に比べれば軽い措置ですが、世界中でブロックされている場合は削除されたも同然なので速やかに削除することをお勧めします。
Youtubeで動画削除されると削除回数がカウントされます。
3回動画削除されるとアカウント凍結・削除となり、アカウント削除されるとすべての投稿動画が消えてしまいます。
そのため向こうに削除される前に自分で削除したほうがいいということです。
C、広告の強制表示とは自分の投稿動画に対して広告が強制的に表示されるようになります。
この広告で発生する広告収入は著作権侵害されている権利者に入ることになります。
この場合は基本的に何も対応を取る必要はありません。
D、これはそのままの意味です。
ゆるい考えの権利者にたまにあります。
その後も状況変化をチェックする
届いたメールにどの対応が取られたが書かれていると思います。
これらの措置は現段階での判断ですので、今後権利者の対応が変わる可能性もあります。
広告表示で済んだ場合でも自分のアカウント情報は時々チェックしましょう。
いくら調べてもやっぱり自分は著作権侵害などしていない!
著作権侵害ではないと自信を持って断言できる場合はYoutubeに対して異議申し立てを行うことが出来ます。
詳しくは以下のページを参照してください。
http://www.youtube.com/t/copyright_counter
権利者を名乗る怪しい団体も…?
ネット上ではすでに話題になっていますが、Youtubeでは権利者をかたって問題のない動画に対しても著作権侵害を訴えている団体があるとの話があります。
このようなサイトで不確実なことは言えないので実際の団体名は書きませんが、自分の動画は著作権的に問題がないはずだと思う場合はクレームをつけてきた団体名を調べてみましょう。
詐欺的な団体との情報がいくつも見つかるようなら異議申し立てをすることをお勧めします。
(もちろん著作権侵害をしている認識があるならダメです)