許可の要らない著作物の利用方法・3

学校などの教育機関における複製(著作権法35条)

学校などの教育機関で、授業で必要な範囲でなら著作物を無断でコピーして使用することができます。
先生でも生徒でもよいとされているので、必要であるならば生徒が音楽CDをコピーして授業内で使用することもできます。

また体育祭や文化祭も授業の一環とされますので、複数の楽曲をCD-Rにまとめたものを文化祭の出し物で使用することができます。
ただし、その出し物を撮影し後日DVD等にして配布するというのは授業の範囲を超えるのでNGです。

自主的なサークル活動などは授業ではないのでこの例外は適用されません。
また営利を目的として設置されている教育機関(予備校やカルチャースクールなど)もこの例外規定の適用範囲外です。

さらに、著作物の利益を不当に害するとされるものは授業内での使用であってもNGとなります。
たとえば問題集などは生徒が個人個人が購入して使用することが想定されていますが、一冊だけ購入して後は全部コピーしたもので済ませてしまうのは認められません。
また生徒数は一クラスおおむね50名程度が想定されていますので、それを超える大規模な複製が行われると著作者の利益を害すると考えられます。

その他、違法ダウンロードに該当するような方法で入手したものの使用も認められない可能性が高いでしょう。
いくら学校で使用するためといっても、違法アップロードされているものを使用するのは著作者の利益を不当に害することになるでしょう。

  • 学校で著作物を使用する場合、許可を取ることなくコピーできる
  • 使えるのは授業で必要な範囲内。文化祭や体育祭も授業の一環
  • 自主的な活動(サークル活動など)はダメ
  • 予備校やカルチャースクールなどの営利目的の教育機関はダメ
  • その他、常識的な判断として違法な手段で手に入れたものを使用するのは著作者の不利益になるのでダメ
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